2023年12月12日 教職員組合四役はアピールを出しました
私たちは、イスラエルによるパレスチナへの攻撃が非常に大きな犠牲を生んでいることについて、強く憂慮します。直接の発端がパレスチナ側からの攻撃にあるとはいえ、民間人の大規模な殺傷はもちろん、病院や国連機関、大学などへの攻撃は、「反撃」の範囲を大きく逸脱しています。また、これまでイスラエル側が行ってきた国連決議を無視した「入植」地の拡大や、多くのパレスチナ人の拘束などが、対立激化の背景にあることも指摘せざるを得ません。
以上の点に鑑み、私たちは、パレスチナにおける即時全面的停戦を求めます。このために、まずイスラエルが攻撃を即時停止することと、それに応じてパレスチナ側の攻撃も停止することが必要です。また、「人質」と拘束者の解放も必要です。そして、国連決議に基づく和平プロセスが再開され、国際的に合意された原則的な解決が早期に図られることを求めます。あわせて、停戦と和平へむけて、日本政府および各国が両者に働きかけることを強く求めます。
以上